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2022.10.18 08:35

南海地震、室戸の史料で予測 発生確率導く唯一の根拠に 高知城博館で保管

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室戸市の久保野家が保管してきた史料。1854年の安政地震で室津港の水深が「四尺(1・2メートル)」減ったという記述がある(高知市追手筋2丁目の県立高知城歴史博物館)

室戸市の久保野家が保管してきた史料。1854年の安政地震で室津港の水深が「四尺(1・2メートル)」減ったという記述がある(高知市追手筋2丁目の県立高知城歴史博物館)

 次の南海トラフ地震はいつ起きるのか―。国は2018年から「今後30年以内の発生確率は70~80%」と公表している。ただ、この確率を導き出す唯一の根拠になっているのが、江戸時代から室戸市で引き継がれてきた史料だということはあまり知られていない。史料は現在、県立高知城歴史博物館(高知市)が保管している。そこには、1707年の宝永地震と1854年の安政地震を経て室津港(室戸市)の水深がどう変化したかが記されている。

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