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2022.10.16 08:35

高知県内中学給食「早食い競争」!? 「10分で食べないかん」 時間確保に苦悩も―支社局「発」!ニュース深掘り

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時間に追われ、黙々と給食を食べる中学生。栄養教諭らは「せめて15分は食べる時間を」と訴えている(県中部)

時間に追われ、黙々と給食を食べる中学生。栄養教諭らは「せめて15分は食べる時間を」と訴えている(県中部)

 高知県内の中学校で目立つ給食の食べ残し。県教委によると、栄養教諭と栄養教員が在籍する学校の平均残食率は2021年度、小学(62校)3・7%、中学(14校)8・7%。好き嫌いといった問題とは別に、中学校には食べる時間が短いという特有の事情がある。一部の学校では「早食い競争みたい」と生徒がため息をつくほどの、中学校の給食タイムとは―。 

【関連記事】県内中学給食、目立つ食べ残し 量多い? 好き嫌い?―支社局「発」!ニュース深掘り

味わう暇ない
 「そもそも食べる時間が短いんです。毎日約10分で食べないといけなくて」

 そう口をそろえるのは、県中西部の中学生。彼らが通う学校では午後0時45分に給食の時間が始まるが、直前の授業の片付けや配食などに相応の時間がかかる。実際に食べ始めるのは午後1時ごろ。そして同1時10分には食べ終える必要があるという。

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