2021.10.25 20:20
ミステリークラブ誕生 高知市横浜小 UFOやお化けに挑む 世の中の不思議に挑戦
活動内容もミステリー? アイデアを出し合うクラブのメンバー (高知市瀬戸東町1丁目の横浜小)
同クラブは部長の女児=6年生=ら、4年生から6年生までの7人で発足。 もともと不思議なことが好きで民俗学にも興味があった吉村美恵子先生が、新年度のクラブにミステリークラブの新設を提案。「意外なことにすんなり」と実現したそうだ。
部員を募集するときも、活動内容や担当の先生を明かさない徹底した“ミス テリー”ぶり。それでも「面白そうだし、伝説なんかが好きだから」 「ミステリーという名前に引かれて」と7人が集まった。
部員同士でアイデアを出し 合って活動しているが、一つだけ決まりがある。それは「夜の学校は探検しない」こと。いまは高知の妖怪(ようかい) 地図や図鑑の作製、お化けの話の発 表会などを計画していているそうだ。
子どもたちは、「横浜小の七不思議に挑戦しよう」「お化けやUFO の写真を撮りたい」と意欲満々。吉村先生は「今の子どもは想像力が乏しく、空想で楽しむことが少ない。ただ遊んで面白かったというより、ミステリーを通じて想像力を育ててほしい」と期待している。