2021.10.25 19:32
やんやんグラフィティ 寒風山にUFO!? 高知市の男性撮影 「本物」推察の研究家も 君は”肯定派””否定派”?
円がナゾの物体 研究家によると左側は“UFO”の可能性が非 常に大という。 ぼんやりドームらしきものも見える
この写真を撮影したのは高知市秦南町1丁目、製材業の男性(52)。
10月12日、男性はその日、山登りの会のメンバー3人と寒風山に登った。昼食をとり下山を開始して間もなく、立ちこめていたガスが不意に消え、青空が広がった。午前0時半ごろ、男性が他の3人のメンバーを撮った写真がこの問題の1枚だ。
大騒ぎになったのは、写真が出来上がってからのことだ。「何気なく出来上がった写真を見ていると、何か空に2つ物体が浮かんでいるんですよ。慌てて引き延ばしに出し、ネガの傷でないことも確認しました」とちょっぴり興奮気味の男性。仲間を集めて「こりゃなんじゃろう」と“ナゾの物体談議”が始まった。
「鳥じゃろうか」「こんな高いところを飛ぶ鳥はどんな鳥ぜよ」「そしたら飛行機」「飛行機やったら音とか、姿で写真を撮る時、気付くろうがよ」「ほんならなんぜよ―」
まさしく未確認飛行物体(UFO)だ。ただ4人はこの写真を撮る前に、「今まで感じたことのないドーンという腹に響くような音」を聞いている。この音もこの一枚の写真をミステリアスにする“効果音”となっている。
これでは“らちがあかん”と男性から連絡を受けたやんグラでは、県UFO研究会の会長(31)=吾川郡伊野町、公務員=を訪ねた。
写真を手に取った同研究会長は数十秒、写真を見つめ開口一番「非常に興味深い写真ですね」と目を輝かせた。「左の物体はほぼUFOとみて間違いないといっていいでしょう」
「ドーン」という音についても「もしかしたらEM効果の一つかもしれない」と指摘。EM効果とは、UFOが近づいた時に生じる異変で、体に振動を感じたり、車のエンジンがストップしたりすることもあるという。
さらに続けて、これは「スカウトシップ(偵察用円盤)」だろうと推察。UFOには直径700~800メートルの母船と、そこから派遣される約7メートルのスカウトシップ、さらに約10センチの記録用円盤の3種類があり、いずれも世界で写真撮影に成功しているという。15年前、高知市内の中学生がナップザックに入れて持ち帰ろうとしたというUFOは記録用円盤の一種だそうだ。
10月という季節もUFO観測には絶好の時候。UFOには見やすい日と場所、いわゆる特異日、特異場所があり、10月24、26日、6月24日、26日などがそれ。また県下では約10カ所の特異場所があるらしいが、これはトップシークレットとのこと。
県下の研究家の中には目撃数百回という人もいる。なぜ一般の人には見えないのか―。ある研究家は「いかに空を見るかですよ。一般の人は空を見上げることなんか少ないでしょ。僕なんか空に夢中になって溝にこけたこともあるんですよ」
ある者は信じ、ある者は信じない。こんなものが一つくらいあってもいいような気がする。君はどっちだ。