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2022.10.14 05:00

イドバタ第15回 いつか〝ここ旅〟!

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 テーマを設定して皆さんに投稿してもらう企画「イドバタ」。時にゆる~く、時に真面目に、その時々に高知のみんなぁが思っていることをつぶやく場です。

 今回のテーマは、「いつか“ここ旅”!」。

 いつかここへ旅したい! 全国旅行支援が展開された行楽の秋。長引くコロナ禍で我慢していた遠出を、久しぶりにした人もいたのではないでしょうか。ずっと行きたかった憧れの地、再訪したい思い出の場所…。投稿から各地のすてきな名所や思い出が浮かび上がり、編集部も旅をした気分になりました。

「いつか母の望みかなえに」「海外旅行 いまや夢のよう」

 寄せられた投稿で印象的だったのは、行きたい旅先は国内が圧倒的だったこと。感染拡大の影響でしょうか。また、ここ数年旅行から遠ざかる原因となった新型コロナウイルスへの恨み節も聞かれました。一方で、「コロナが終わればここへ行こう」と楽しい想像をするのは、もしかしたら我慢の続く生活を乗り切る支えになっているのかな、とも思います。

■私が小さい時、母はおばあちゃんになったら父と四国霊場八十八カ所巡りをしたいと言っていました。その望みはかなわず、私たち姉妹の結婚も孫も見ずに遠くへ行ってしまいました。まだまだ私は子育て真っ最中で、すぐには行けませんが、いつかは主人と母の思いを代わりに果たしに行きたいと思っています。 (高知市、38歳女性、会社員)

■以前から全国の県庁所在地を回りたいという夢がありました。独身時代の旅行や、結婚後は埼玉への帰省のついでに15県はクリア。夫も仕事をリタイアし、子どもも独立した3年前から本格的に実行と思っていたら、コロナ禍に。持病もあるため帰省も出来ない状態では全国の旅行なんてムリな話。でも夫にも死ぬまでにやりたい夢と宣言したので、コロナ禍が終息したらぜひ実現したいと思っています。(高知市、64歳女性)

■2020年の夏にマレーシア旅行を予約していましたが、コロナでキャンセルとなり、予定していた他の旅も中止となりました。気軽に海外へ行けていたのが夢のようですね。またタイや台湾を訪れ市場や食堂巡りをしたいです。(四万十町、59歳女性、自営業)

■行きたい所はたくさんです。ノートに書き出しています。今は、黒部ダムと出雲大社。元気なうちに、足の動くうちに行きたいですねぇ。1泊では慌ただしいので最低2泊はしたいです。還暦同期会がコロナ禍でなくなったので、修学旅行のように同級生と行けたら最高です。 (南国市、62歳女性) 

■言葉の天才だと思っている宮沢賢治の故郷・岩手県花巻市です。数年前から「いつか」と思っていたのですが、不思議なものでコロナ禍になってから想像する時間ができたからか、より行ってみたいな、遠い国~という気持ちが湧いています。四万十市からは遠く、その距離はグーグルで経路を検索すると逆の意味でなかなか笑えて楽しいほどです。行き帰りの時間や景色、出会えるかもしれない人とのことも想像すると、目的地よりも何があるかな?と、まさに家から出たら全て旅だなとワクワクします。いつ行けるかな。楽しみです。(四万十市、55歳女性) 

■静岡に行きたいです。一人息子が就職して、一人暮らししています。休みの日には鎌倉やら箱根温泉やらと、楽しんでいるようで、私も行ってみたい~!でも、医療従事者なので、本当にここ2年以上、どこにも行けてないし、まだ行けそうにありません。私たちに、ご褒美はないのかな。 (高知市、49歳女性)

■コロナで移動制限がかかるようになってから、仕事との都合が合わず、ゆっくり見に行けていない富士山を見に行きたい。静岡か神奈川で高速を降りて、富士山周辺の道の駅を巡りながら、富士山を近くに感じたい。車移動だから、神戸からだと最低5連休がないと難しい…。 (神戸市、55歳女性、会社員)

「ハプニングも思い出」「ナンパの多さにびっくり」

過去に訪れた思い出の地に再訪したいという方も多くいました。人とのつながりができると、その地域がより魅力的に見え、印象深くなりますね。中でも最も多く名前が挙がったのは和歌山県。蛇足ですが、編集担当もアドベンチャーワールドの大ファンです。

■和歌山県へ、再訪してみたいです。ここは幼い頃から家族との思い出がある場所で、また、結婚して新しくできた家族とも思い出のつながりがあります。コロナ禍や仕事の都合で、なかなか遠出はできませんが、いつか行きたいと思っています。(佐川町、42歳女性) 

■和歌山県の田辺市と新宮市に行きたいです。京都に住んでいた頃、アユ釣りを始めた場所で、川湯温泉の民宿を常宿にしていました。釣りの帰りは新宮市のおばの家に寄って、釣果のアユをおすそ分け。何よりご主人と女将(おかみ)さん、アユ釣りに使うおとり屋さんの女将さんの人柄が良く、家族のようなお付き合いでしたが、コロナもあって行けなくなってしまいました。あの頃よりは少し老けましたが、釣りの腕が上がったところを披露したいですね。(佐川町、48歳女性、自営業) 

■ニュースでパンダの映像が流れた時、10歳の息子がパンダを見たことがあるか聞くので「結婚前にパパと和歌山のアドベンチャーワールドへ行って見たよ」と話すと、息子は「ボクも見たかった」と悲しそうに言ってきました。結婚前だからボクはいないんだよ。今度、和歌山に行こうと話し、息子には納得してもらいました。この旅行の時、私にはひとつ思い出があり、主人が休憩や少しの合間にケータイ(当時はガラケー)でゲームをすることが何度もあり、私が不機嫌になって園内を無言で回ったこと。12年前のことなので覚えているか主人に聞くと、主人が答えるより先に息子が「今と変わらんやん!」。子どもに痛い所を突かれた主人は「(不機嫌になったことは)忘れた。車の運転が大変やったことは覚えてる」。旅行はちょっとしたハプニングがある方が思い出に残るものですね。 (高知市、46歳女性) 

■20代の時に会社の同期女4人組で行った鎌倉・江ノ島!江ノ電で鎌倉に行き観光やグルメを楽しみ、翌日は江ノ島に海水浴に行きサーファーとナンパの多さにびっくりしたことを覚えています。大河ドラマの影響で人が多いと思うので、何年かしたら今度は家族で訪れたいです。(高知市、52歳女性) 

■東京都八王子市。息子が大学の4年間八王子市民でした。私は年に数回ほど掃除と称して上京してました。八王子駅から甲州街道沿いに歩くと「荒井呉服店」(ユーミンの実家)があって、少し行くとおいしい巻き寿司屋さんや餅屋がありました。息子は首都圏で就職するつもりが高知で就職。なので私はもう荒井呉服店で作務衣(さむえ)を買ったり、お目当てのお店へブラリ立ち寄ることはかなわなくなりました。八王子は高知のお城下と似ていて好きでした。観光地ではないので、もう行く事はないでしょう。 (南国市、60歳女性)

 「旅行には憧れるけど、結局家が好き」というご意見も。見知らぬ土地を楽しめるのは、安心して帰れる家があるからかもしれませんね。

■あちこち旅行したい場所はあるけれど、最近「本当に行きたいのか?」と思っている。自分は本当は、基本的に家でゴロゴロして、たまに日帰りで出かける程度でいいのかもしれない。 (高知市、40代女性) 

 皆さんは、どこか行きたい旅先がありますか? 2022年の年末は感染拡大が続いていますが、早く何の気兼ねもなく旅行を楽しめる日が戻るといいですね。年末年始にどこかへ行かれる方は、どうぞ感染対策にお気を付けて、良い旅をお楽しみください。

 「イドバタ」は、正解を求めるものではありません。お気軽に、その時の気持ちを投稿してください。寄せられたご意見は随時紹介します。紙面は随時掲載となります。


■これまでの「イドバタ」
第14回「物価高こう乗り切る」
第13回「新しい出会い、ありましたか?」
第12回「平和って難しい?」

高知のニュース イドバタ

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