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2022.03.09 00:00

イドバタ第12回「平和って難しい?」 平和について思うことを教えてください

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 テーマを設定して皆さんに投稿してもらう企画「イドバタ」。時にゆる~く、時に真面目に、その時々に高知のみんなぁが思っていることをつぶやく場です。

 今回のテーマは、「平和って難しい?」。

 ロシアがウクライナに侵攻し、戦争のために苦しみ、憤る人々の声が日々伝えられています。ウクライナだけではありません。戦争や抑圧、貧困、差別などによって、苦しんでいる人がいます。21世紀になっても、平和の実現とは難しいものなのでしょうか。あなたの考える平和とはどのようなものでしょうか。

今回はやはり、ウクライナの悲しみに心を寄せ、心配する声が多く寄せられました。かつての日本の戦争を振り返り、平和への思いを強くする方もいたようです。ウクライナをはじめ、今苦しんでいる人のもとに、一刻も早く平和が訪れることを願ってやみません。

「悔しくて悔しくて」「みんなが友達になれば」

■ウクライナの人々は、何も攻撃をしかけたわけでもなく、平和に暮らしていただけなのに、どうしてプーチン大統領は、非人道的な事ばかりするのだろう。自分の権力や武力、カリスマ性を利用して、罪のない一般人を痛めつけるのは、あんまりだ。私自身は、平和を愛し、もっと人に感謝して、自己中心的にならないように心がけようと誓った。また、権力を持っていたり、カリスマ性があったりするからと、その人の発言や言動に、振り回されたくないと、必ずしも正しいとは限らないと、かなり冷めて客観視するようにもなった。本当の平和とは、本当の正義とは、本当の幸せとは何だろうと、今回の事ですごく考えさせられた。人の幸せを心から喜び、人の不幸は、一緒に耐えてあげられる、正しい意味で、ファイト心を持つ人間になりたいと、心から思った。強い、弱いとか、意識せず、皆さんが、楽しく一生懸命、平和に暮らせますように。最後に、ウクライナの人々が、一日も早く、元のかけがえのない、平和な暮らしが戻りますように。私は、社会のさまざまな問題に、何もしてあげられないもどかしさを感じる。せめて基金とか募金程度だ。悔しくて、悔しくて、泣きたくなる。(高知市、47歳女性、会社員)

■日々、ウクライナ侵攻のニュースに心を痛めています。小さな子どもや妊婦さんなどが画面に映るたびに、どうしてこんなことが起こってしまうのだろうと辛く思っています。例年、子どもの通う保育園では「世界を知ろう」と世界をテーマにいろいろなお話をしてくださっています。先日、「せかいがへいわになるためにどうすればよいでしょう」という宿題を持って帰ってきました。それを子どもに聞いてみると、即答で「みんなが友達になればいい」と答えたのです。本当にその通りだと思いました。こんな簡単なことが、大人たちは、世界のトップに立つ人は出来ないのかと悲しくなりました。どうか子どもたちには、この純粋な当たり前のことを当たり前に思う気持ちのままで大きくなっていってほしいと、心から願いました。(高知市、43歳女性)

■プーチン大統領へ。誰がどんな言葉を貴方に伝えれば、貴方は軍隊を撤退させウクライナとロシアに平和を呼び戻すのでしょうか。生きていれば思い通りにならないことがあり、憤りや不満を感じます。でも、人の命を奪うことは許されないことです。立ち止まり、引き返す決断をすることは勇気のいることです。でも、貴方がそうすることを私は願い、信じています。(黒潮町、59歳女性)

「平和には教育が必要」「正義の戦争はない」

■私の亡き父は陸軍幼年学校出身者(戦争に行く前に終戦)のため、家には戦争に関する写真などありました。母は終戦当時15歳。田舎の農家で親戚に亡くなった人がいるくらいで実際の空襲にはあったことはありません。軍人だった父はほとんど戦争当時のことを語らなかったのに、国民の立場の母はいろいろ話してくれました。が、いまだに日本は資源がなかったから負けた、ソ連が約束破って攻め込んで来たから負けたという考えは変わりません。国民も加害者だという意識はありません。私はやはり幼い頃からの意識や考えは変えられないものだと思います。だから平和主義を植え付けるのは、幼い頃からの教育が絶対に必要だと思います。(高知市、64歳女性)

■1944年満州生まれの従姉妹は、1945年春に叔父が高知に連れて帰ってくれたので昨年喜寿を迎えました。でも叔母は終戦直前に満州で亡くなったため遺髪も遺骨も何もありません。先日亡くなられた宝田明さんの「戦争はどのような理由があってもしてはいけない。正義の戦争はない」という言葉をみんなで大切にしていきたいですね。(安田町、64歳女性)

■幼い弟をおんぶして空襲の中、命からがら畦道を走って逃げた姑の話。食べるものに苦労していつもお腹をすかしていた母の話。私が生まれるほんの15年前のことなのにずいぶん昔の話のようで、想像はできるけど何かピンとこなかった戦争。それが今、隣の国で起こっているのです。テレビで映し出される廃墟の街、母子の涙。胸が押しつぶされるように苦しいです。テレビをつけるたび、終戦のニュースをやってないか、速報が出ないか、待ち続ける日々です。(高知市、61歳女性、自営業)

■年に一度朝倉の忠霊塔の清掃。満州事変、日露戦争、先の大戦の幾多の霊が眠る。お供えのおはぎが美味しい‼️ いにしえの人々の苦労をしのぶ…と思いきや近ごろそうでもないぞ‼️ 空襲も、核も落ちてこない、お腹一杯食べられる。今ここは極楽浄土、一時の奇跡かも大木の桜を眺めながらそう思う…(高知市、64歳女性)

■チェルノブイリ原発をはじめ、ウクライナ全土の原発施設を攻撃指示したプーチン大統領。まるで鬼のよう。しかし、ウクライナはロシアの歴史の中で重要な地域であり鬼になっても引き留めたい理由があるのかも。悪者は、プーチンだけ? アメリカは? 私は、映像を見て感情的にならず、なるだけ冷静に考えるようにしている。情報は利用しても利用されないで! 冷静に考える! これが平和への第一歩と思う。報道では、放射能漏れは発生してないと言うが、本当にそう?(土佐市、51歳女性、公務員)

「ホモ・サピエンスの業」「子どもの前でけんかしないで」 

■昔、女性ばかり7人の部署で働いていた。そんな所には当然強烈なお局がおり、日々私達は苦しめられた。一番気の毒なのはナンバー2のおばちゃんで、いつも避雷針にされよった。そのうち度を越えたお局の振舞いが上部の知るところとなり ある年の春、彼女は遠くへやられた。小躍りして喜んだのもつかの間、苦労人で姉ご肌のナンバー2が豹変してお局に。そして前より酷くなった…。他人を支配したいというのは「ホモ・サピエンス」の業やね。「ホモ・サピエンス」という動物に平和はない。(南国市、60歳女性)

 ■ある日突然中学生の孫が「僕でよければ、おばあちゃんの養子にしてほしい」と言う。「なんで?お金かえ?」と聞くと、親が孫に「おまえには金がかかり、それで金がなくなった」と言ったそうだ。「お父さんがかわいそうだから、僕が養子になって家を出る、そうしたら少しは楽になるろ」と真顔で言う。「親には、子供を育てる義務があるき、気にせんでもえい」というと「お父さんは家のローンとか、ほかにもお金を借りていて、毎日怒鳴られゆう。二人がお金のことでけんかする」がやと。モウ~あの二人は!子供の前で何をしゆうが!平和にやらんか!平和に!(高知市、65歳女性)

 ■今こそこの「コロナ過とウクライナの悲惨なロシア軍」の侵攻を阻止するのは、君達サクラ咲く花に託そう・・・。(兵庫県姫路市、79歳男性=仁淀川町出身、自営業)


 「イドバタ」は、正解を求めるものではありません。お気軽に、その時の気持ちを投稿してください。寄せられたご意見は随時紹介します。紙面は毎月1回程度の掲載となります。

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■これまでの「イドバタ」

第11回「サクラサケ!受験生」
第10回「2022年 トライしたいこと」
第9回「2021 私の流行語!」

高知のニュース イドバタ ウクライナ

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