2024年 04月28日(日)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.09.11 08:25

老舗金物店 商店街の灯守る 配達主力だが…「表玄関は開けとかんと」―ちいきのおと(87)後免(南国市)

SHARE

工具類や日用品が所狭しと並ぶ末次金物店(南国市後免町3丁目)

工具類や日用品が所狭しと並ぶ末次金物店(南国市後免町3丁目)


 かつては商店がひしめき、大勢の客でごった返したという。南国市の後免町商店街。今は空き店舗が増えたが、それゆえに残った店の存在感は増すものだ。東西400メートル余りの通りを歩くと、昭和の風情漂う金物店が2店もあった。しかも、ともに昭和どころか明治の昔から続いているという。

末次金物店の片隅には、農機具などに押す焼き印も

末次金物店の片隅には、農機具などに押す焼き印も

 「後免で商売をやりだして、自分が10代か11代目かやね」

 後免町3丁目の末次(まつぎ)金物店。店主の末次弘和さん(60)が代々伝え聞くところでは、店の“前身”は江戸時代にさかのぼる。後免はその昔、舟入川を利用した材木などの水運が盛んに行われ、先祖は金融関係の商いを営んでいたという。

この記事の続きをご覧になるには登録もしくはログインが必要です。

高知のニュース 南国市 街ダネ ちいきのおと

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月