2022.08.31 21:38
さようなら、東京・お台場観覧車 99年開業、再開発で近く解体
受付を終了した、東京・お台場のシンボルとして親しまれてきた大観覧車=31日夜
東京・お台場のシンボルとして親しまれてきた大観覧車が31日夜、営業を終了した。東京の街並みや観光名所が眺望でき、1999年3月の開業以降、約2100万人が利用してきた。周辺エリアの再開発に伴い、近く解体作業が始まる。
運営会社「サノヤス・ライド」によると、大観覧車は直径100メートルで、64台のゴンドラが約16分かけて1周。地上からの高さは115メートルで、当時のギネス記録に認定された。
営業が終了した午後9時ごろ、観覧車のライトアップが消えると、拍手がわき起こった。
周辺エリアの再開発では、スポーツなどを楽しむアリーナをトヨタ自動車などが建設する予定。