2022.08.29 08:36
よさこい、名古屋魅了 どまつりに土佐市のチーム「青龍」出場
名古屋市民らの前で高知のよさこい鳴子踊りを披露した総合クラブとさ「青龍」のメンバーら(名古屋市)
どまつりは公益財団法人「にっぽんど真ん中祭り文化財団」主催で、今年で24回目となる。北海道のYOSAKOIソーランに刺激を受けた大学生らが始め、楽曲に地元の民謡を取り入れるのが参加条件。4年前から鳴子が必須ではなくなり、〝よさこいDNA〟を持つ祭りとして独自の進化を遂げている。
この日は市街地9会場で全国160チームが舞い踊った。青龍は、高知県の派遣事業で踊り子ら39人が参加。各会場のステージや路上で小気味よい鳴子の音を響かせ、美しい隊列美を披露した。
踊り子の石川ひかりさん(34)は「(大きな幕や旗を多用する)どまつりのチームと違って大きな仕掛けはないけど、鳴子をしっかり鳴らして、高知ならではのよさこいをいいなと思ってもらえたら」と笑顔。高知のよさこい鳴子踊りを初めて生で見たという土井英代さん(38)=名古屋市=は「(リズムに)乗りやすくて新鮮。振りはシンプルだけど、団結力とパワーを感じる」と感心していた。
「どまつり」は9月1~4日にオンラインでも開かれ、リアル開催も含め計7日間で約計560チームが参加するという。(森田千尋)