2022.08.01 13:21
インドでアジア初のサル痘死者か 脳炎など発症
サル痘ウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)
【ニューデリー共同】インド南部ケララ州でウイルス感染症「サル痘」にかかっていた男性(22)が死亡したと地元メディアが1日までに報じた。サル痘感染者の死亡がアジアで明らかになったのは初とみられる。
男性が亡くなったのは7月30日で、アラブ首長国連邦(UAE)からインドに帰国したばかりだった。サル痘との因果関係は不明だが、脳炎を発症し、発熱もあったという。
サル痘感染者の死者はアフリカ以外では、スペインやブラジルで確認されている。