2022.07.09 08:36
フィギュアで「不思議の国」表現 ホビー館でアリス展7/16開幕 高知県四万十町
海洋堂の関連会社「奇想天外」で製作が進む展示物(四万十町影野)
「―アリス」は、英国のルイス・キャロルによる児童小説(1865年刊行)。主人公のアリスが、しゃべる動物などがいる世界に迷い込み、冒険する物語。白ウサギ、イモムシ、トランプ兵など多彩なキャラクターが登場し、続編の「鏡の国のアリス」を含めて多数映画化されている。
同展では、原作の挿絵(ジョン・テニエル作)を基に海洋堂が製作したフィギュアやジオラマ、大型パネルの撮影スポットなどで、来場者を物語の世界にいざなう。
アリスのフィギュア製作も着々(四万十町影野)
海洋堂高知の宮脇修一社長(65)は「アリスはファンタジーの世界の金字塔といえる作品。展示会のために作製した精密な大型フィギュアやジオラマなど見どころ満載です」とPRしている。
同展は2023年5月29日まで。高校生以上800円、小中学生400円。同館は午前10時~午後6時。火曜、年末年始休館。問い合わせは同館(0880・29・3355)へ。(小林司)