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2022.06.28 08:34

【2022参院選 高知/徳島】肥料・飼料高騰、農家限界 最大2.6倍「もう続けれん」 露侵攻・円安でも輸入頼み―声よ届け

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JA高知市が値上がり前に大量に仕入れた肥料。積むそばから各農家に届けられている(高知市内の倉庫)

JA高知市が値上がり前に大量に仕入れた肥料。積むそばから各農家に届けられている(高知市内の倉庫)

 ウクライナ危機や円安による物価高が、本県の1次産業を直撃している。肥料に飼料にと、輸入に頼り切った構造は変わらず、どちらも最高値を記録。コスト増に苦しむ生産者からは「もう続けれん」との声も漏れる。懸案の食料自給率は最低水準のままで、歴代政権が掲げる「食料安全保障」のフレーズがむなしく響く。

 「もう、値上がりしてない資材を見つける方が難しい。今の物価高は先が見えん」。高知市仁井田にある80アールのショウガのハウスで、武市和也さん(36)がため息をついた。

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