2022.06.08 08:32
初夏に露地の桃「ちよひめ」たわわ 高知県南国市稲生
鮮やかに色づいた「ちよひめ」の収穫が進む(南国市稲生)
ちよひめは直径6~8センチ、重さ150グラム前後と小ぶりで、甘みが強く育てやすい。同地区では70年ほど前に桃栽培が始まったそうで、現在は10戸の農家が果樹園(計約50アール)でちよひめをメインに栽培を続けている。
「雨が少なかった分、味が凝縮されてとても甘くなった」とほほえむのは農家の中沢康男さん(79)。妻の加代子さん(75)ら4人で、一玉一玉の熟れ具合を見定めながら摘み取っていた。
収穫は1週間ほどで終える予定で、JA直販所や県内の量販店に並べられる。(佐藤邦昭)