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2022.04.29 08:39

GW明け コロナ拡大に警鐘「できるだけ会食避けて」高知県感染対策協会長・吉川医師に聞く

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吉川清志医師

吉川清志医師

 新型コロナウイルス下で3度目のゴールデンウイーク(GW)が始まった。多くの人出が予想される中、県感染症対策協議会の吉川(きっかわ)清志会長=土佐希望の家医療福祉センター長=は「連休明けに感染者が増えるのは間違いない」と警鐘を鳴らす。連休中の注意点などを聞いた。

 ―県内の現状は。

 感染力の強いオミクロン株の影響で、若い世代の感染者が増え、高止まりが続いている。一方で3回目のワクチン接種率は、すべての年代で全国平均を下回っている。

 ―GW明けの状況をどう予測するか。

 オミクロン株は重症化しにくいことから、日本中で「普通の風邪と同じ」と気持ちが緩んでいる。連休明け1、2週間後に感染者が増えるのは間違いない。医療体制の逼迫(ひっぱく)や、高齢者施設でクラスター(感染者集団)が起きると一定の方が亡くなってしまうことが考えられる。

 ―対策は。

 シンプルに「マスクなしでの会話を避ける」。これにポイントを絞ればよい。リスクが最も高いのは会食だ。県外から帰省した家族と会う場合も「会えただけでよかった」という気持ちを持って、食事は次の機会にした方がいい。

 ―どうしても会食をするなら。

 複数家族では集まらず、人数を最小限にすること。野外だから大丈夫、とはならない。バーベキューでもクラスターは起きている。

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