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2022.04.28 08:38

甘~い眠りに...メロンが「睡眠の質高める」全国初の機能性表示 香南市夜須産、高知市「くだものの山長」発売

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機能性表示食品として発売された「やすらぐマスクメロン for Sleep」(高知市のくだものの山長)

機能性表示食品として発売された「やすらぐマスクメロン for Sleep」(高知市のくだものの山長)


 香南市夜須町産のメロンにはリラックス効果があるアミノ酸のGABAが多く含まれるとし、高知市本丁筋の「くだものの山長」が27日、機能性表示食品「やすらぐマスクメロン」として発売した。特に含有量が多いメロンには「睡眠の質を高める」という機能を全国で初めて明記している。

 同店4代目代表の山本博志さん(52)は、高知大学の土佐フードビジネスクリエーター人材創出事業(土佐FBC)で、厳格な栽培基準で育つ香南市夜須町産エメラルドメロンのGABA含有量を研究してきた。

 GABAを1日100ミリグラム摂取すると、深く眠れ、すっきり目覚める効果があるとされる。山本さんは夜須町産の可食部100グラムに70~150ミリグラム含まれることを確認。消費者庁に各データを添えて届け出て、今月1日に受理された。

 店で仕入れたメロンのうち、成熟度や編み目の張りの基準を満たしたものを機能性表示食品として販売する。さらに、これまでの研究で特に含有量が多かった畑のメロンには「for Sleep」と表示。1日に12分の1玉を食べると、安眠できるGABAの量の半分が摂取できると包装に明記した。

 山本さんは「高知の果物は他県に負けない力があることを具体的に示せた。首都圏など大消費地にも切り込んでいきたい」と意気込む。店頭のほか、同店のウェブサイトでも販売している。(蒲原明佳)

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