2022.03.22 08:31
大賞は極小サイズのサバ!しまんと新聞ばっぐコンクール、豊田さん(高知県津野町)受賞 全国から217点の「さかなかな」
Tシャツアート展風に新聞バッグが飾られた会場(黒潮町のふるさと総合センター)
大賞、新人賞「読んだ分はこちらに隠して」
四万十町十和地域のNPO法人「RIVER」(畦地履正代表理事)の主催。同地域発祥の新聞バッグは近年、SDGs(持続可能な開発目標)の観点でも注目され、全国に広がっている。
■準大賞、審査員賞の作品はこちら
今回は5月にTシャツアート展を控える黒潮町の砂浜美術館と連携。会場には魚や漁業、東京五輪の水泳やサーフィンの紙面などを生かした多彩な新聞バッグが砂浜にはためくTシャツのように展示された。
デザイナーの梅原真さん(72)=香美市、プロダクトデザイナーの柴田文江さん=東京都、しまんと新聞ばっぐエグゼクティブインストラクターの渡辺隆明さん(65)=高知市=らが審査した。豊田さんの作品は縦6センチ、横1センチの極小サイズで、サバの写真と「マサバ、ゴマサバなどの総称。秋冬が旬」の文が両面に配され、3人は「手では折れないサイズ」「示唆のあるすてきな作品」と評価。新人賞にも選ばれた。(小林司)
その他の受賞者は次の皆さん。
【準大賞】「ニッポンフード」佐々木文余(埼玉県)
【審査員賞】梅原真賞=「つきじ」佐々木文余(同)▽柴田文江賞=「どれにしようかな?」藤川恵子(岡山県)▽渡辺隆明賞=「春よ来い!鯛ばっぐ」竹川益美(香川県)
【高知銀行賞】「かつおのたたき」山脇佳子(愛媛県)
【ヤマト運輸賞】「さかないるかな」斉藤寿子(群馬県)
【高知新聞社賞】「高知の空にはフラフが泳ぐ。」岡村七重(四万十市)
【砂浜美術館賞】「強靱(きょうじん)なさかなたち」武内素子(香川県)
【黒潮町教育長賞】「さかなかなばっぐ」小沢栄一(神奈川県)
【四万十ドラマ賞】「お手頃ばっぐNo3」北川実美(越知町)