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2022.03.21 08:35

育つ酒にときめいて 酒蔵5代目見習 有光由さん(31)安芸市―ただ今修業中

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「小さい蔵なので、造り手とお米の距離が近い。できたお酒が、かわいくて仕方がない」と話す有光由さん(安芸市赤野甲の有光酒造場)

「小さい蔵なので、造り手とお米の距離が近い。できたお酒が、かわいくて仕方がない」と話す有光由さん(安芸市赤野甲の有光酒造場)


 「一口で顔が真っ赤、おちょこ一杯で全身真っ赤。父と一緒で、ほとんどお酒飲めないんです。でも大好き」と笑う。1903年に創業した、安芸市赤野甲の有光酒造場。その歴史を受け継ぐために昨年4月に帰郷して、4代目の父、尚さん(65)の背中を追っている。



 麹(こうじ)の香り漂う酒蔵で生まれ育ち、米を蒸す湯気に秋の訪れを感じてきた。酒造りは生活の一部。ただ「飲めない家系」の食卓に酒は並ばず、遠い存在でもあった。「蔵を見てくる」。真夜中に出掛ける父の姿に、大変さを感じていた。

 「資格を取って安定した職に就こう」と、筑波大学の看護学科に進む。卒業後、付属病院で新生児医療に携わった。泣き声も上げられない赤ちゃんを注意深く見つめ、少しでも安心させるよう心を砕いた。ほんの少しの成長を見逃さず両親に伝え、喜んでもらった。退院から数年を経て、家族とともに見せてくれた元気な姿に癒やされた。

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