2024年 05月03日(金)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

2022.03.12 08:40

酔鯨(高知市)の甘酒が全国コンテストで大賞 G&F社の直七炭酸飲料は準大賞

SHARE

大賞に輝いた「酔鯨 手造り吟醸麹あま酒」

大賞に輝いた「酔鯨 手造り吟醸麹あま酒」

 東京で2月に開催された展示会「グルメ&ダイニングスタイルショー」(ビジネスガイド主催)のバイヤーらによるコンテストで、酔鯨酒造(高知市)の「酔鯨 手造り吟醸麹(こうじ)あま酒」がビバレッジ部門の大賞に、ギフト販売業「G&F」(同)の「土佐クラフトソーダー幻の柑橘(かんきつ) 直七スパークリング」が準大賞に選ばれた。

 同ショーは2月8~10日に開催。全国285社が新商品などを出展し、来場した約2万人が試飲や試食をして投票した。最終審査にはフードコーディネーターらが加わり、3部門の大賞と準大賞などを決めた。

 「吟醸麹あま酒」は酔鯨酒造が吟醸酒造りで培った、麹の発酵技術を応用したノンアルコールの甘酒。水分を抑えて麹の甘みと米の食感を際立たせたという。「粒感とのどごしがいい」「贈答にも使える」と高評価が相次ぎ、ビバレッジ部門30品の中から最高位に輝いた。

 土佐蔵工場長の上田正人さん(52)は「糖度を不必要に上げないよう工夫した。甘酒は『飲む点滴』と言われるほど体にいい。朝食に牛乳と置き換えてフルーツとミキサーにかけて試して」と話す。1本500ミリリットルで840円(税込み)。

準大賞の「土佐クラフトソーダー幻の柑橘 直七スパークリング」(提供写真)

準大賞の「土佐クラフトソーダー幻の柑橘 直七スパークリング」(提供写真)

 「土佐クラフトソーダー」は宿毛市産直七を使った炭酸飲料。希少糖を含むシロップを使い、健康にも配慮した。「飲む前から香りが立っている」と評価された。県外の居酒屋などから問い合わせが増えているといい、G&F取締役の矢野貴久さん(41)は「お酒と割ってもよし。すっきり味を楽しんで」と話している。1本195ミリリットルで410円(同)。

 同ショーには、れんけいこうち広域都市圏が、両社を含め県内26事業者の商品を出展した。(高井美咲)

高知のニュース 高知市 高知の企業 グルメ

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月