2022.03.12 08:40
酔鯨(高知市)の甘酒が全国コンテストで大賞 G&F社の直七炭酸飲料は準大賞
大賞に輝いた「酔鯨 手造り吟醸麹あま酒」
同ショーは2月8~10日に開催。全国285社が新商品などを出展し、来場した約2万人が試飲や試食をして投票した。最終審査にはフードコーディネーターらが加わり、3部門の大賞と準大賞などを決めた。
「吟醸麹あま酒」は酔鯨酒造が吟醸酒造りで培った、麹の発酵技術を応用したノンアルコールの甘酒。水分を抑えて麹の甘みと米の食感を際立たせたという。「粒感とのどごしがいい」「贈答にも使える」と高評価が相次ぎ、ビバレッジ部門30品の中から最高位に輝いた。
土佐蔵工場長の上田正人さん(52)は「糖度を不必要に上げないよう工夫した。甘酒は『飲む点滴』と言われるほど体にいい。朝食に牛乳と置き換えてフルーツとミキサーにかけて試して」と話す。1本500ミリリットルで840円(税込み)。
準大賞の「土佐クラフトソーダー幻の柑橘 直七スパークリング」(提供写真)
同ショーには、れんけいこうち広域都市圏が、両社を含め県内26事業者の商品を出展した。(高井美咲)