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2022.01.31 08:35

元栃煌山・清見潟親方が断髪式 高知県安芸市出身、通算661勝「自分の相撲取り切った」

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断髪式で春日野親方にはさみを入れてもらう元関脇栃煌山の清見潟親方=30日、東京・両国国技館(代表撮影)

断髪式で春日野親方にはさみを入れてもらう元関脇栃煌山の清見潟親方=30日、東京・両国国技館(代表撮影)

 2020年3月の大相撲春場所を最後に引退した元関脇栃煌山の清見潟(きよみがた)親方(34)=本名影山雄一郎、安芸市出身、春日野部屋=の引退相撲が30日、東京・両国国技館で行われた。断髪式では、角界や高知県関係者ら約300人がはさみを入れ、大銀杏(おおいちょう)に別れを告げた。

 安芸中、明徳義塾高で全国優勝に貢献し、05年初場所で初土俵。もろ差しからの鋭い寄りを持ち味に、関脇の11場所を含む三役在位25場所と活躍した。通算661勝598敗。引退後は部屋付きの清見潟親方として後進を指導している。

 断髪式で高知県関係者のほか、同学年の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)と武隈親方(元大関豪栄道)らがまげにはさみを入れた。その間、清見潟親方は目を潤ませながら客席の一点を見詰めた。

 最後に師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)が大銀杏を切り落とすと、温かい拍手に包まれた。清見潟親方は「たくさんのご声援のおかげで栃煌山らしい相撲を取り切ることができた。今後は自分がなし得なかった優勝できるような力士を育てられるように頑張っていきます」と話し、客席に深々と頭を下げた。(五十嵐隆浩)

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