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2021.12.11 08:29

月刊マル地スポ ハーフタイム 温かな球団

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 できれば、日本シリーズも制してほしかったオリックス・バファローズ。地元でキャンプを張る球団だからこそ肩入れしてしまうが、応援したくなる理由は他にもある。

 プロ野球取材は番記者ばかりで、地方紙は肩身の狭い思いをすることが多い。その中でオリックスは、地元要望にも丁寧に対応してくれた。

 信頼関係ができると、「選手の練習に差し支えがなければ、いつ話を聞いてもらってもいいですから」。慣れない場でも安心して取材できた。

 長く広報担当を務める森川秀樹さんは、練習試合での記者席配置などで地元報道陣に配慮してくれた。その森川さんは一昨年、球団本部長も兼任。フロントトップに立っても、信義に厚い人柄は変わらず、取材対応してもらっている。

 日本シリーズを終えた翌日、慰労のショートメールを送ると、間髪を置かず返信が。「選手たちは本当によく頑張ってくれました。来年こそ日本一になって(高知の人と)一緒に喜んでいただきたいと思います」。身内へも関係者にも温かな思いがにじむ。また応援したくなった。(原)

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