2021.10.30 08:36
宿泊温泉施設「足摺テルメ」11/1再開、グランピング施設も 高知県土佐清水市
ドーム型のグランピング施設(写真はいずれも土佐清水市足摺岬)
テルメは昨年6月末に前指定管理者が会社清算により撤退。今年6月から全国で宿泊施設の運営受託や開業支援を手掛ける「Dot Homes」(東京)が新たな管理者に。改修や修繕に市が約8千万円、同社が1億2千万円をかけ、準備を進めてきた。
室内からは太平洋が一望できる
価格はドーム施設が1棟2人2食付きで5万円前後から。ホテル本館は1室2人2食付きで4万~5万円前後。当面、レストランや温浴施設は宿泊者のみ利用できる。さらに改装を進め、客室数を増やす予定。
11月から営業するアシズリテルメ
Dot社の留田紫雲(しゅん)社長(27)は取材に対し「素晴らしい建物の建築と自然、食材があって、コロナ収束後、確実に必要とされる自信があった」とし、「もともと来ている人にも新しくなったテルメを見てほしい」。泥谷光信市長は「グランピングを中心とした客層をターゲットにしてもらい、足摺の良さを発信してほしい」と話していた。(山崎彩加)