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2021.10.04 08:33

東京パラ、応援力に頑張れた カヌーの小松選手(四万十市)に聞く

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「『ようやったね』と地元の人に声を掛けてもらって、あらためてパラリンピックに出場したんだと感じている」と話す小松沙季選手(高知新聞社=反田浩昭撮影)

「『ようやったね』と地元の人に声を掛けてもらって、あらためてパラリンピックに出場したんだと感じている」と話す小松沙季選手(高知新聞社=反田浩昭撮影)

葛藤越え出場、価値あった
 東京パラリンピックのカヌーに出場した四万十市の小松沙季選手(27)=電通デジタル=がこのほど帰高した。競技歴わずか半年でのパラリンピック出場選手として注目される中、世界の強豪と渡り合った新星に、大会の印象とこれからを聞いた。

 ―あらためて東京パラの印象は。

 「大きな大会であることは分かっていたし、世界のトップとやれるっていう興奮はあったんですが、それはあくまでもレースに対する感情だったんだと今は思います。パラリンピックに出たんだと実感したのは、むしろ高知に帰ってきてから。県庁や市役所への表敬訪問だったり、メディアの取材だったり、地元の人が『ようやったね』『頑張ったね』って声を掛けてくれたり。あらためて影響の大きさを感じています」…

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