2021.09.22 10:46
タリバン、新国連大使を任命意向 実現は不透明
【ニューヨーク共同】アフガニスタンで暫定政権を樹立したイスラム主義組織タリバンが、報道担当のスハイル・シャヒーン氏を新たな国連大使として任命したいとの意向を国連に書簡で伝達したことが21日、分かった。ロイター通信が報じた。
現在は、崩壊したガニ元政権のイサクザイ氏が国連大使を務めている。総会はどちらを正式な国連大使と認めるか信任状委員会で議論する予定。同委員会は米国や中国、ロシアなどで構成される。タリバンの要求が実現するかどうかは不透明だ。
タリバンは、21日に始まった国連総会一般討論でシャヒーン氏がアフガン代表として演説することを求めているという。