藤井聡太が新叡王、最年少三冠　１０代初、豊島将之に３勝２敗

2021.09.13 18:24

藤井聡太が新叡王、最年少三冠　１０代初、豊島将之に３勝２敗

高知新聞社

　藤井聡太新叡王

　将棋の藤井聡太二冠（１９）が豊島将之叡王（３１）に挑戦していた第６期叡王戦５番勝負第５局は１３日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、１１１手で先手の藤井二冠が勝ち、３勝２敗で初獲得し三冠になった。１９歳１カ月の３タイトル同時保持は最年少で１０代初。全八冠のうち、三冠は現在の最多で渡辺明名人・棋王・王将（３７）と並んだ。

　藤井新叡王は「今シリーズは際どい将棋が多かった。記録のことは気にしていない。対局が続くので、前を向いて行けたらと思う」と話した。これまでの最も若い三冠は１９９３年、羽生善治九段（５０）の２２歳３カ月で藤井新叡王は２８年ぶりに更新した。

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