2021.07.10 08:14
宿毛市の中学生 日頃の思い熱弁 弁論大会に11人
宿毛市中学生弁論大会がこのほど、同市中央2丁目の宿毛文教センターで開かれ、市内全6校の11人が家族に対する感謝や部活動の成果、命の大切さなどについて、5分程度で熱弁を振るった。
東中3年の下村美優さん(14)は、地元で500年以上続く祭り「ヤーサイ」について発表。小学1年の頃から踊り子として参加しており「大人になっても伝統を引き継いでいきたい」と語った。
新型コロナウイルスによる日常の変化を題材にした生徒も。小筑紫中3年の栗木咲哉さん(14)は、感染者への差別について触れ「違いも受け入れながら、人とのつながりを大切にしてほしい」と訴えた。
6日の大会は犯罪防止や更生保護への理解を呼び掛ける「社会を明るくする運動」の一環。昨年は新型コロナの影響で中止され、2年ぶりに開催された。大会後には、同運動の地区決起集会も開かれた。(新妻亮太)