2021.07.09 08:35

高知市にeスポーツ新拠点オープン 高性能機8台、スペース拡大

高知市中心部にオープンしたeスポーツの体験練習場。幅広い世代が切磋琢磨している(同市はりまや町1丁目のシープリーズ高知店)
高知市中心部にオープンしたeスポーツの体験練習場。幅広い世代が切磋琢磨している(同市はりまや町1丁目のシープリーズ高知店)

 オンラインゲームの腕を競う「eスポーツ」の体験練習場がこのほど、高知市中心部に登場した。県協会が運営委託するシープリーズ高知店。動画編集やファンが集まるオフ会など利用の仕方も多彩で、前店から携わる青川哲也店長(29)は「eスポの普及を通じ、新たなコミュニティーを醸成したい」としている。

 2018年5月、同市中宝永町にオープンした県内初の専門店プリーズが前身。経営する谷本雅章さん(40)は県協会理事長としてプレー環境を整え、普及や人材育成に努めてきた。

 コロナ禍の影響で昨夏、店を閉めたが「eスポの灯を消さないで」という利用者の声が再開を後押し。セントラルグループの協力も得て6月11日、同市の中央公園近くのビルに移転オープンした。

 7~9階の3フロア。広さは前店の倍の約100平方メートルあり、ソーシャルディスタンスも確保。高性能機器8台を導入し、ゲーム機持ち込みでプレーできる専用ルームも備える。

 営業は金―日曜の午後1~11時まで。閉店まで千円という料金設定のほか、アクセスの良さも相まって大学生ら若者世代を中心に好評で、動画の編集やカードゲーム愛好家らにも利用されている。

 eスポ大会に出場し、選手育成にも取り組む高知家チームの拠点の一つで、国体予選などに向けて切磋琢磨(せっさたくま)。監督兼任の選手は「互いのプレー姿勢もチェックし合える。自宅ではない練習空間があるのは非常に大切だ」と歓迎する。

 eスポの認知度は少しずつ上がっている。松山市でも専門店を運営する谷本さんは「世代や性別、障害の有無を超え、多くの人がつながれる場に」と話している。(横田宰成)

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