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高知新聞PLUSの活用法

2021.06.27 16:18

イドバタ 私はこう思う 第5回「あなたにとって『結婚』とは?」

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 テーマを設定して皆さんに投稿してもらう企画「イドバタ」。時にゆる~く、時に真面目に、その時々に高知のみんなぁが思っていることをつぶやける場になればと思っています。正解を求めるものではありません。寄せられたご意見は随時紹介します。紙面は毎月1回程度の掲載となります。


■これまでの「イドバタ」
第2回「『わきまえる』って何?」
第3回「どうする? 東京五輪」
第4回「驚いた!世代間ギャップ」

 今回のテーマ「あなたにとって『結婚』とは?」へのご投稿は、見事に女性ばかり。幸せがにじみ出るような話もあれば、「試練」「修業」「我慢」とのご指摘も続々…。過ごしてきた環境が異なる他人が一緒に生活していくには、山も谷もあります。もんもんとした思いを抱えている方も多いようです。現在の婚姻制度とは違う形での幸せも、シングルでの生き方もあります。誰もが自分の選択に自信を持ち、他の人の生き方も認め合えるようになればいいなと思います。寄せられたご意見を紹介します。

※「あなたにとって『結婚』とは?」の募集は終了しました。次回のテーマは「ワクチンに思う」です。

「新しい家庭を築くのは、冒険そのもの」
「見える景色が変わった」


■私にとって結婚とは冒険だ。冒険はワクワクするが、困難がつきものだ。30年近く異なる環境で育った者同士が新しい家庭を築くのは、冒険そのものだと思う。私は冒険の途中で宝物を手に入れた。私たち夫婦の子どもである。この宝物は私たちと一緒に歩むことになるのだが、まだ盾も剣も持ってない。丸腰で冒険に加わったのだ。だから私たちはこの子が安心して冒険を楽しめるように、行く手を阻む困難から守ってあげなければならない。冒険は始まったばかり。最期には、「この人と一緒に冒険できて良かった」と言えるような人生を送りたい。(高知市、32歳女性)

■私にとって結婚とは、大切なものを与えてくれた大きな人生の転機です。怖がりで泣き虫な私を2人のお母さんにしてくれて、本当に見える景色が変わったと思います。その分、強くなりすぎて可愛さは少し?だけなくなってきてるかもですけど…。(高知市、37歳女性、会社員)

■自分にとって結婚は、自分にとっての居場所をつくるという感じです。
いやなことがあっても安心していられる場所、うれしいことを一緒に共有できる場所というイメージです。夫とは法律婚をしていますが、届け出をすることに、お互いさほどこだわりはなかったかも。
届出をするのかどうか、一緒に暮らすかどうかではなく、お互いを尊重しあいながら人生をともに生きていくこと。結婚して17年経って、現在の私は結婚をそのように感じています。
ただこれからは結婚という形でなくても、そのような関係性が作れる時代になってくるのかもしれませんね。どんな形も受け入れられるような柔軟な社会であったらいいな。(高知市、47歳女性、公務員)

「生まれ変わったら探さないで」
「30年もたつとみんなボロボロ」


■私にとって結婚とは、私自身に対する『試練』だと思い日々精進しております。
結婚は相手一人と繋がるだけでなく、相手の家族とも強い繋がりをもつ入り口になりますが、若くして結婚した私は当時『家同士の結婚じゃなくて、◯◯さんが好きで結婚するがやき』と、どんな苦境も2人で乗り越える覚悟で結婚しました。
が、やはり実際ついてまわるのは親の借金問題や親族のトラブル。見てみぬふりができない、ましてやその様な状況で育っていない私は心底疲れ果てております。
今の時代、子どもがいようが別れるのは簡単です。しかし、私は諦めない。
この結婚はこの世で与えられた私への厳しい試練なんだと思って真正面からぶつかり玉砕する日々です。もし、生まれ変わって『結婚』するならきっと試練に耐え強くなっていても今の主人を選ぶ勇気はありません。
主人にはこの世では頑張るから、どうぞ生まれ変わった時には探さないでくれと伝えてあります。主人は『全力で一生懸命に探す!』そうです。
お願いだから辞めてくれ~!!!(香南市、34歳女性)

■結婚とは仕事です。妻という職種に就いたと言うことです。仕事と家事に追われる年中無休(無給)の業務。(四万十町、58歳女性、自営業)

■一度で懲りた。25歳で結婚し、子供2人もうけ5年で別れた。二度も三度も、結婚する人の気がしれん。今1人暮らしやけんどなんの不自由も無い。寂しくもない。経済的に自立出来れば嫌な我慢せず子供連れてさっさと別れた方がえい。 結婚は、子供作る為の手段ばぁにしか考えん。(高知市、64歳女性、自営業)

■結婚とは「ご縁」だと思います。相手の親族も含めて。私たちの頃(昭和60年頃)は結婚の入口は見合いと恋愛半々でした。友達が多くて結婚式には15件以上行きました。パーフェクト婚や成田離婚など色んなケースを見ましたが、30年もたつと結構みんなボロボロです。健康・親・子供その他問題山積なのが結婚生活です。結婚生活が幸せだという人は案外相手が密かに我慢しているかも。(南国市、59歳女性)

■結婚とは、『我慢』です。
聞こえが良い言葉だと、『思いやり』でしょうか。
我慢と言うと、相手の為に自分の欲を押さえなければならないように思いますが、私の我慢はその先にある「何か」の為に行うこと。
例えば、旦那さんが飲み会やスポーツで週末や夜いないと、日頃子育てしてるお母さんはイラッとしますよね。
なんで私ばっかり…と思ってしまいます。
私もそうです。
旦那さん側の意見として、「嫁さんも自分が昼間仕事をしてる時に友だちとランチ行ったり美容関係お金をかけたりしてるじゃないか」という話をよく聞きます。
違うんです。子供が家にいる時間に一人の時間や趣味の時間が欲しいんです。
でも世の中のお母さんはそんな時間中々取れません。
いかにこの時間をつくろうか、と考えた時にまずは先に相手の仕事を労い、相手に休息を与えてあげることだなと私は思います。
そうすることが増えると、相手も奥さんに休息を、と思うようになってくれます。
そして自分の意見も通りやすくなります。
自分の見えない所で仕事を頑張ってくれているんです。
ちょっとぐらい我慢してあげるといいんじゃないでしょうか。
一つ我慢することで、一つ自分に返ってくる、そう考えるととっても楽になりますよ。
まぁ時には2つ我慢する時もありますが。
旦那さんの性格にもよると思いますが、私の場合はこのやり方が夫婦でいられる秘訣です。
ちなみに仕事を頑張ってくれてるのが大前提です。
それがなければ上記は成り立ちません。
仕事は適当、子供は見ない、ギャンブルはする、そんな人と結婚生活を送るメリットはありません。(高知市、39歳女性)

「『嫁ぐ』は時代に合わない」
「最後は一人」


■婚姻届を出してみてわかったのは「入籍という言い方は違う」ということです。結婚するには夫婦で名字を揃えないといけないので夫の名字にしましたが、それは◯◯家に嫁ぐということではなく、2人が実家の戸籍を出て新たに戸籍を作るということでした。「嫁ぐ」という言い方は今の時代に合わないと思う。(高知市、40代女性)

■「結婚」って厳しい外海へ出ていく様なもの。色んな事が待ち構えてます。全てをかなぐり捨てて逃げ出したくなる事も何度かあります。それらを乗り越えて結婚生活を続けて行くと見えてくる地平があります。(連れ合いへの愛情とかは別次元)そこまで行くと夫婦別姓とかは、もうどうでもいいかなと思います。人は最後は一人です。(南国市、59歳女性)

■ 20代の頃、両親に「結婚しないのか」とよく聞かれた。それは「これからの人生をどう考えてるのか」という意味ではなく、世間体、子供の友達や同世代の親族の結婚話、子育てのゴールは子供の結婚ということだと感じた。同居の祖母からは「年がいってから(高齢)、ひとりやと寂しい」と言われた。
その後、結婚し、旦那との生活、出産、子育てと一喜一憂の日々を送っているが、すべて結婚しなければわからなかったことばかりで、結婚で生活環境が変わるとはこういうことかと実感している。
一方で、すべてのことを自分のために使っていた独身時代に戻りたいと思うこともある。(高知市、45歳女性)

■高知県は離婚率が1/2組(全国平均は1/3組)。
ワタシは晩婚だった。34歳で付き合い初め、半年後婚約。結婚したものの、今年春前に、パートナーと別れた。相手の事が好きだったけれど…最終的には、歳を気にしての結婚だった。
離婚後これからは、もう子どもも望めないかもしれないから、【結婚】の枠に囚われずに、自由にゆっくり恋愛したいと思う…。かといって【老後】どうするんだ?!と言われかねない。
【結婚】を【保証】と位置付けて【婚活】するのは…どうかとも思う…。
…【そこに愛はあるのかい?】
お国は人口増加を目標にして出生率を1、8人に上げている。実際は1、4人前後。【国の将来の危機】に対して、数字ばかりが空回りする…。
【結婚】は面倒な事、双方の親の介護、親戚付き合い…前は当たり前の事だった事が、核家族での子育て、慣れない家事の上に更に重荷になってくる…。今は自分の意思をネットやら文字で伝え合う時代…生身の人間関係の難しさもあり…更に複雑になる…。
海外では【恋愛講座】を学校で行っているという…。人間の基本【会話術】や【思いやり】、生き抜く為の【お金】の勉強も大切だ。
日本は、【暗記】ばかりの頭でっかちの教育で成り立つのだろうか…?!
人間関係が上手くいかないと引きこもったり、1人で居る方が楽になる…。
お互いが【想い合う】ココロが、合致した時、生まれるものは沢山ある…。企業のコラボで新たな【経済】や【文化】が生まれる…。
【結婚】も然り(しかり)。
フランスのように未婚の母の選択肢もある。
ネットで事前に調べる時代…【間違いがないか、慎重に行動する】時代…。
間違えてもいいじゃない…何事も【経験が人生を豊かにする】価値観が多様化している時代に、敢えて【結婚】を選択する自由もあっていい…。【親が子供に求める事…結婚】
でも、その人が、【とびっきりの笑顔がその時、その瞬間に見える】ならば…どの選択肢であっても間違いはない。
【人が人を愛する事】…何事も、経験してみないと見えない事もある…結婚、出産、離婚も、【人生において失敗はない】、ただ【経験】が増えるだけで、【今が1番輝いている】その実感があれば、その選択肢に間違いはないのだ。「今幸せか?!」と聞かれたなら…ワタシは「今が1番幸せ」と答える自信がある。
皆さん、今の選択肢はどうですか?(香南市、43歳女性)


次回のテーマは「ワクチンに思う」。東京五輪も目前に控える中、新型コロナウイルスのワクチン接種が加速しています。早く打ちたい?ちょっと不安?打ち終わったらしたいことはありますか? いろんなご意見をお待ちしています。

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