2021.06.11 08:42
【動画】「原始の犬」ヤブイヌ6/11公開 中四国で唯一、高知県立のいち動物公園
中米東部や南米北部の草原や森林に生息し、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されている。国内では同園のほか6カ所で飼育されている。
同園に仲間入りしたのは、京都市動物園で生まれた4歳の雄、カツマル(体長約60センチ、体重約6・9キロ)。神戸どうぶつ王国(神戸市)で過ごした後、繁殖目的で動物園同士が動物を貸し借りする制度を活用して4月中旬、のいち動物公園にやって来た。
今月10日、ジャングルミュージアム内の展示場で報道機関にお披露目されたカツマルは、指の間の水かきを使ってカワウソのように泳いだり、ちょこちょこ走り回ったりと元気いっぱい。同園の担当者は「新しい環境にも慣れてきた。よく動き回って見飽きないので、ぜひ楽しんでほしい」と話している。(小笠原舞香)