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2024.05.09 08:39

茶どころ津野町、自慢の津野茶を児童が茶摘み 中央小で釜いりも体験

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茶畑でぷちっぷちっと新芽を摘んでいく児童たち(津野町船戸)

茶畑でぷちっぷちっと新芽を摘んでいく児童たち(津野町船戸)

 津野町芳生野甲の中央小学校の児童たちが8日、町内の茶畑で新茶摘みを体験した。社会科の授業で「町の自慢」と習う津野茶。茶工場の見学のほか、地元の茶農家に釜いり茶の作り方も教わり、「いいにお~い」と感激していた。

 JA高知県高西営農経済センター津野山経済課と同校が毎年実施。茶葉は釜いり茶などに加工し、オリジナルの袋に詰め、町内のイベントで販売している。

「おいしくなあれ」。いった茶葉を力いっぱいもむ児童たち(津野町の中央小学校)

「おいしくなあれ」。いった茶葉を力いっぱいもむ児童たち(津野町の中央小学校)

 この日は3年生9人が同センターが管理する船戸の茶畑へ。持参した「おばあちゃん愛用のかご」や袋を腰に付け、緑の新芽をぷちっと手折ってどんどん入れていった。

 児童たちは「茶畑はどうして坂なの?」などとJA職員に質問。「おまちみたいに平地がないけん、大きなハウスは建てれんけど、斜面は水はけがよくてえいお茶ができたがよ」と聞き、感心していた。

新茶の釜いりを体験する児童ら(同上)

新茶の釜いりを体験する児童ら(同上)

 午後は学校に帰って地域の女性らと釜いりを体験。「おいしくなあれ」と唱えながら、むしろの上で茶葉を熱いうちにもむと、辺りに爽やかな香りが広がった。笹川純蓮さん(9)は「新芽を探して摘むのが大変だった。お茶ができたらおばあちゃんやおじいちゃんにプレゼントする」と頑張ってもんでいた。(蒲原明佳)

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