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2023.12.09 08:45

デカレンジャー夫妻、高知で人生満喫中 市役所職員と弁当屋店主に変身~!「科捜研」で急接近 鴨川ランチで気づいてしまった…

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高知城の天守に登場したデカレンジャー6人=写真はいずれも(c)2024東映ビデオ・バンダイ・東映AG・東映 (c)東映

高知城の天守に登場したデカレンジャー6人=(c)2024東映ビデオ・バンダイ・東映AG・東映 (c)東映


 2004年に放送された「デカレンジャー」のデカブレイク役、吉田友一さん(41)とデカピンク役、菊地美香さん(39)は〝ヒーロー夫妻〟だ。撮影でヒーロー仲間とハードな時間を過ごした2人は、17年に真夏の京都で再会。急接近し結婚した。2年前にそろって、縁のあった高知に移住し充実した日々を送る。「ずっと高知で暮らしたい」と声をそろえる。


☆戦隊オーディション 妻は一発合格 夫は12回×

 吉田さんは新潟県で生まれ、小学生の頃に埼玉県に引っ越した。高校時代は野球部員。練習は厳しく毎日毎日、白球を追い掛けた。ただ2年生の時、沖縄への修学旅行を前に監督が「服は練習着と制服しか持ってないだろ。買ってこい」と休みが出た。

 友達は皆、地元の街に繰り出したが「好奇心旺盛で、ませてた」吉田さんは、ファッション雑誌を握りしめて1人原宿へ。そこでスカウトされたことで、芸能界に進んだ。東京の大学入学と同時に、雑誌のモデルや俳優などの活動を始めた。

 小さい頃から、戦隊ものが憧れ。自分も出たいとオーディションを12回ほど受けたが、全部落ちた。大学卒業が迫る中、「これが最後」と臨んだ「デカレンジャー」で合格した。

 菊地さんは埼玉県出身。15歳の時、ミュージカル「アニー」でデビューして以来、舞台などで活躍してきた。特撮ものにも「いつかは出たい」。初のオーディションで役を射止めた。

☆メンバーは「きょうだい」みたいな関係
高知城で「地球署史上最悪の事件」解決の手がかりを捜すデカレンジャー=(c)2024東映ビデオ・バンダイ・東映AG・東映 (c)東映

高知城で「地球署史上最悪の事件」解決の手がかりを捜すデカレンジャー=(c)2024東映ビデオ・バンダイ・東映AG・東映 (c)東映

 2004年の放送開始当時、吉田さん21歳、菊地さん19歳。互いの第一印象は「癒やし系のおっきな子が来たな」(菊地さん)、「カメラの前で表情が変わるプロ意識が高い子」(吉田さん)だったという。

 戦隊ものの撮影はハードで、早朝4時にロケバスで関東郊外へ移動。夕方まで撮影し、戻ってからは声の収録などが続く。帰宅は毎日深夜で、撮影のない日も各地のイベントに出演するなど、メンバーは「毎日ずっと一緒。仲が良すぎて、きょうだいのよう」「みんなでケーキを食べる時にも、どれを選ぶか本気で言い合いをしてたぐらい」「だから、プライベートも一緒に、とはならなかった」と2人は苦笑いする。

 以来、放送10周年の映画撮影の現場などでも顔を合わせていたが、変わらずプライベートでの交流はないまま。そんな2人が急接近したのは、2017年。

 真夏の京都だった。

鴨川でランチ そして急接近
デカピンク役の菊地美香さん(加治屋隆文撮影)

デカピンク役の菊地美香さん(加治屋隆文撮影)

 2人は、デカレンジャーのプロデューサーが手掛けた「科捜研の女」で別々の回に出演すること決まり、現場で偶然再会した。

 「ご飯でも行くかって、と声を掛けた」と吉田さん。菊地さんは「仕方ないな」と思いつつ「いいよ」と答えた。そして菊地さんが「一人ランチを楽しみにしていた」という店に、吉田さんがついて行った。

 向かったのは鴨川近くのイタリア料理店。この時、2人で過ごした時間が…

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