Ｔシャツ１０００枚砂浜彩る　黒潮町でアート展開幕　５／６まで

2024.05.02 08:32

Ｔシャツ１０００枚砂浜彩る　黒潮町でアート展開幕　５／６まで

高知新聞社

約千枚の作品が砂浜を彩るＴシャツアート展（黒潮町入野）

黒潮町の入野海岸で１日、「第３６回Ｔシャツアート展」が始まった。あいにくの雨となったものの、国内外から寄せられたイラストや写真がプリントされたＴシャツ約千枚が鮮やかに砂浜を彩っている。２日からは天候が回復する見込みで、大型連休中は多くの家族連れらでにぎわいそうだ。６日まで。

　同町のNPO砂浜美術館の主催。今年は２７都道府県に加え、台湾やセネガルからの応募作８５４点や、歴代の大賞受賞作品などが約３００メートルにわたって並んだ。来場者は傘を片手に、「これがえい」「こっちも色がきれい」と話しながら作品を楽しんだ。

　校外学習で訪れた同町の入野小４年、阿部寅次郎君（９）は２匹のクジラを描いた１枚を指さし、「僕の（作品）も見つけた」とにんまり。「晴れたらまた友達と見に来たい」と話していた。

　入野海岸では、３日にシーサイドはだしマラソン全国大会（出場受け付け終了）、５日にビーサン飛ばし大会（当日受け付け）も開催される。高知地方気象台によると、高知県地方は２日から晴れ間がのぞき、連休後半の３日から５日ごろまで絶好のお出掛け日和となりそうだという。（川田樹希）

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