2024年 04月28日(日)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2024.03.22 08:42

児童5000人巣立つ 高知県内小学校で卒業式

SHARE

卒業式の退場、担任教諭に迎えられ笑顔の6年生(高知市潮新町2丁目の潮江東小=佐藤邦昭撮影)

卒業式の退場、担任教諭に迎えられ笑顔の6年生(高知市潮新町2丁目の潮江東小=佐藤邦昭撮影)

 県内の多くの小学校で21日、卒業式が行われた。市町村立小(義務教育学校を含む)186校の卒業生は約5千人。児童は担任の先生らに別れを告げ、6年間過ごした学びやを巣立った。

 高知市の潮江東小では34人が卒業した。ほとんどの男子はスーツ姿、女子は袴(はかま)姿で体育館に入場。舞台を背に、保護者や在校生と向き合った。

 卒業証書授与では、担任の示野友章教諭に1人ずつ名前を呼ばれ、児童が「はいっ」と大きな声で返事。「将来はフライトドクターになりたい」「中学校では苦しいこともあると思うけど、逃げずにチャレンジしたい」「落ち込んでいるとき励ましてくれた。みんなありがとう」。将来の夢や友達への感謝を力強く語り、竹崎有紀子校長から証書を受け取った。

 竹崎校長はあいさつで「自立」「人を大切にすること」の重要性を語り「自分の足でたくましく人生を歩む、頼もしく思いやりあふれる大人に成長して」とはなむけの言葉を贈った。

 いきものがかりの「YELL」(エール)が流れる中、退場する教え子に示野教諭が一人一人に花を渡しながら、「頑張れよ」「おめでとう」と声掛け。卒業生は涙を流して、先生と抱き合ったり、握手したりして旅立った。(加治屋隆文)

高知のニュース 高知市 教育

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月