2024年 04月27日(土)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2024.03.14 10:01

元衆院議員柿沢被告に有罪判決 江東区長選で買収、東京地裁

SHARE

 東京都江東区長選を巡り区議ら10人に計約280万円の供与や申し込みをしたとして、公選法違反(買収など)の罪に問われた前法務副大臣の元衆院議員柿沢未途被告(53)に東京地裁(向井香津子裁判長)は14日、懲役2年、執行猶予5年の判決を言い渡した。求刑は懲役2年。


 柿沢被告は初公判で起訴内容を認めたが、被告人質問では実質的に黙秘権を行使。検察側の質問に「お答えを差し控えます」との発言を繰り返し、現金の趣旨は語らなかった。公判は迅速に進める「百日裁判」で審理された。


 保守分裂となった昨年4月の区長選で柿沢被告は、前区長木村弥生被告(58)=同法違反罪で在宅起訴=を支援。起訴状などによると、昨年2~10月ごろ、区議や元区議ら計7人に計約220万円を供与し、区議ら3人に計60万円の供与を申し込んだとされる。


 さらに木村被告と共謀し、区長選中に同法で禁じられた有料インターネット広告を約37万円で掲載したとしている。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N主要 N社会

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月