「こんなに早く咲くとは…」　“嫁石の梅”が早くも見頃　３／２、３に祭り　高知市土佐山

2024.02.28 08:37

「こんなに早く咲くとは…」　“嫁石の梅”が早くも見頃　３／２、３に祭り　高知市土佐山

高知新聞社

まつりを前に、早くも見頃を迎えた梅の枝（高知市土佐山中切）

　高知市土佐山中切で３月２、３の両日、恒例の「嫁石梅まつり」が開かれる。今年は梅の開花が早く、約千本が植えられている会場の梅園では、花びらが散り始めた枝も。関係者は「こんなに早く咲くとは…」と気をもんでいる。

　梅園の持ち主、森和雄さん（８４）によると、今年は２月上旬に開花が始まった。２７日には咲いたばかりの花やつぼみも見られたが、ここ数日の雨や強風の影響で花びらが例年より早く散り始めたという。

　和雄さんは「３０年近く梅を世話して、こんな年は初めて。自然相手やし、こんなときもあらあね」と苦笑い。共に梅を手入れする妻の潤子さん（７４）は「山菜うどんなどを用意するので、ぜひ遊びに来て」と呼びかけている。

　まつりは地元の実行委員会が主催。開園時間は午前９時～午後３時で、入園料５００円（中学生以下無料）。４日以降の開催は未定。問い合わせは、近くの直売所「とんとんのお店」（０８８・８９５・２８８０）へ。（河本真澄）

高知のニュース高知市催事・イベント自然・植物