高知―台湾チャーター便が１０月末まで延長　タイガーエア台湾

2024.02.22 08:33

高知―台湾チャーター便が１０月末まで延長　タイガーエア台湾

高知新聞社

高知龍馬空港に着陸したタイガーエア台湾の航空機（南国市久枝乙）

　台湾の格安航空会社（ＬＣＣ）「タイガーエア台湾」が高知龍馬空港と台北近郊の桃園国際空港の間で運航している定期チャーター便が、１０月末まで延長されることが決まった。浜田省司知事が２１日の県議会２月定例会で明らかにした。

台湾チャーター便を利用して高知龍馬空港に降り立った観光客ら（２０２３年１１月、南国市久枝乙）

　同便は高知空港初の国際定期チャーター便として、昨年５月に就航。１８０人乗りの航空機を水、土曜の週２便運航している。当初は同１０月末までの予定だったが、平均搭乗率９割超と順調に推移し、タイガー社は今年３月末までの延長を決定していた。

　就航から今年１月までの利用者数は約１万２千人に上り、今回さらに１０月２６日まで運航期間が延長されることになった。県民ら一般客向け（２５席）の販売も継続される。　

　浜田知事は「観光面や文化面で台湾との交流拡大を図り、次なる目標である定期便化につなげる」と強調。「定期便化に必要な空港の新ターミナルビルは２０２５年度完成を目指して着実に整備を進め、台湾以外からのチャーター便就航に向けた誘致活動も積極的に取り組む」と述べた。（井上智仁）

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