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2024.02.20 08:33

「佐川おもちゃ美術館」の来館者が5万人達成 香南市の夫妻に記念品

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5万人目となり、記念品を受け取って喜ぶ明神由祐さん、あかねさん夫妻(佐川町の佐川おもちゃ美術館)

5万人目となり、記念品を受け取って喜ぶ明神由祐さん、あかねさん夫妻(佐川町の佐川おもちゃ美術館)

 佐川町加茂に昨年7月開館した「佐川おもちゃ美術館」の来館者が18日、5万人に達し、節目となった香南市の夫妻に記念品が贈られた。年間目標の4万人を5カ月で突破した後も好調を維持。一帯の「まきのさんの道の駅・佐川」敷地内には近く遊具公園も完成予定で、家族で楽しめるスポットとしてますます注目を集めそうだ。

 おもちゃ美術館は、木育や多世代交流の場として全国12カ所に設けられており、県内では同町のみ。同町の館では、町の自然や植物、町出身の植物学者、牧野富太郎博士をテーマにした約300種類の木のおもちゃや遊具があふれ、中でも卵形をした木製の球がたっぷり入ったプールの人気が高いという。

 同館によると、多い日は千人ほどが来館。開館から1カ月足らずで1万人、昨年12月に4万人を突破。訪れる人の約95%は町外で、リピーターも多いという。

 5万人突破も19日と見込んでいたが、予想より早く18日午後に到達。道の駅を訪れた機会に立ち寄ったという明神由祐(ゆうすけ)さん(31)と妻のあかねさん(29)が5万人目となり、入り口で祝福され、名前や日にちが記された木のおもちゃがプレゼントされた。

 「すごいタイミング。良い思い出になった」と喜ぶ明神さん夫妻は「ここは木の香りが良くて、大人でも楽しく遊べる。9月に出産予定なので子どもとまた必ず来たい」とにっこり。岡崎明子館長(61)は「想像以上の方に来館してもらえ驚いている。定期的にワークショップなどを開催し、楽しい空間をつくっていきたい」と話していた。  

 3月末には同館の隣接地に滑り台やジャングルジムなどを複合した巨大遊具やふわふわドームなどを備えた「霧生関公園(仮称)」が完成する予定。同町は「公園に遊びに来てくれた人がおもちゃ美術館にも寄ってくれれば、来館者はさらに増えるはず」と期待を寄せている。(乙井康弘)

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