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2024.02.17 08:40

【最重点化】出生数最少に危機感―点検 人口減対策予算 2024年度 高知県政の進路(1)

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当初予算案の発表会見で人口減少対策を説明する浜田知事(15日、県庁=河本真澄撮影)

当初予算案の発表会見で人口減少対策を説明する浜田知事(15日、県庁=河本真澄撮影)

 浜田県政2期目の実質初年度となる2024年度の当初予算案が発表された。最重要課題に掲げる人口減少対策にどう挑むのか。主要施策を点検する。

 ◇ 

 「このトレンドが長く続いていけば、人口最少県への道をたどる」

 15日の記者会見。浜田省司知事は「あらゆる施策を動員する」と人口減対策の抜本強化を打ち出した。

 背景にあるのは、昨年6月に厚生労働省が発表した22年の本県出生数だ。初の4千人割れとなる3721人は全国最少。本県より人口が10万人以上少ない鳥取県を下回る「衝撃的な結果」(浜田知事)となった。

 近年のデータを分析する中、若年女性の県外流出が顕著な実態も浮かび上がってきた。危機感を強めた浜田知事は、庁内会議でことあるごとに「若者、特に女性を増やす取り組みは?」と繰り返すようになった。

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