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2024.02.12 08:27

子どもの投球のけが防げ 野球少年80人が高知大でメディカルチェック

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肘の超音波検査を受ける球児(南国市の高知大学医学部付属病院)

肘の超音波検査を受ける球児(南国市の高知大学医学部付属病院)

 野球少年の故障を防ごうと、南国市岡豊町小蓮の高知大学医学部付属病院で11日、メディカルチェックが行われた。児童生徒が肘の超音波検査を受けたり、故障しにくい投球フォームを学んだりした。

 同学部が県軟式野球連盟に呼びかけて実施。2020年以来の開催となったこの日は、小中学生約80人や保護者、指導者が参加した。

 医師や理学療法士が、超音波検査で肘などが炎症を起こしていないか調べ、肩、肘、股関節の柔軟性もチェック。ストレッチや投球トレーニングに関する指導や、同学部整形外科・リハビリテーション部の泉仁准教授(46)による講義も行われた。

 泉准教授は、腕の振りだけで投げようとすると故障しやすいとして、「下半身から体幹、上半身と連動させることが大切」と強調。「症状がなくても、何か起きているかもしれない」と定期的な検診を呼びかけた。

 土佐市の土佐南ビッグワンの投手、明神湊真君(11)は「股関節が硬いと言われたので、教えてもらったストレッチを続けて、全身を使って投げられるようにしたい」と話していた。(馬場隼)

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