プラネタリウム観客数が５年連続日本一　高知市のオーテピア

2024.02.09 05:00

プラネタリウム観客数が５年連続日本一　高知市のオーテピア

高知新聞社

星座が映し出されたプラネタリウム（高知市追手筋２丁目）

　高知(こうち)みらい科学館(かがくかん)（高知(こうち)市(し)追手(おうて)筋(すじ)２丁目(ちょうめ)）のプラネタリウムを訪(おとず)れた人(ひと)の数(かず)が、２０２２年度(ねんど)の観客数(かんきゃくすう)ランキング（９９席(せき)以下(いか)の小規模(しょうきぼ)部門(ぶもん)）で５年(ねん)連続(れんぞく)の日本一(にほんいち)にかがやきました。新型(しんがた)コロナウイルスの感染(かんせん)拡大(かくだい)で座席数(ざせきすう)を半数(はんすう)に減(へ)らした時期(じき)が続(つづ)きましたが、約(やく)３万(まん)１千(せん)人(にん)が訪(おとず)れました。

　日本(にほん)プラネタリウム協議会(きょうぎかい)が毎年(まいとし)発表(はっぴょう)しています。２、３位(い)は大津(おおつ)市(し)科学館(かがくかん)（滋賀(しが)県(けん)）の約(やく)３万(まん)人(にん)、道(みち)の駅(えき)富士川(ふじかわ)楽座(らくざ)（静岡(しずおか)県(けん)）の約(やく)２．４万(まん)人(にん)でした。

　みらい科学館(かがくかん)はオーテピア５階(かい)にあり、プラネタリウムは全(ぜん)８２席(せき)。投影機(とうえいき)は、創業者(そうぎょうしゃ)が安芸(あき)市(し)出身(しゅっしん)の「五藤(ごとう)光学(こうがく)研究所(けんきゅうしょ)」の最新(さいしん)機(き)「オルフェウス」で、満天(まんてん)の星(ほし)を４５分間(ふんかん)楽(たの)しむことができます。

　話題(わだい)の天文(てんもん)ニュースを紹介(しょうかい)しながら行(おこな)う生(なま)解説(かいせつ)が人気(にんき)でリピーター率(りつ)が高(たか)く、昨年度(さくねんど)の年間(ねんかん)パスポート利用者(りようしゃ)は約(やく)５千(せん)人(にん)。授業(じゅぎょう)や遠足(えんそく)で訪(おとず)れた児童(じどう)・生徒(せいと)は９０３６人(にん)などとなりました。

　５年(ねん)連続(れんぞく)の快挙(かいきょ)に学芸員(がくげいいん)の前田()雄亮()さん（４３）は「会社(かいしゃ)や学校(がっこう)帰(がえ)りに立(た)ち寄(よ)れるのが強(つよ)み。無料(むりょう)で楽(たの)しめる１５分(ふん)プログラムの放映(ほうえい)回数(かいすう)も増(ふ)やしたので、未(み)体験(たいけん)の方(かた)はぜひ」とＰＲしています。

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