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2024.02.06 08:40

土佐市の「南風」直営へ  NPO指定管理が満了 4月から「当面の間」 NPO「納得できない」

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4月から土佐市が直営する観光交流施設「南風」(土佐市新居)

4月から土佐市が直営する観光交流施設「南風」(土佐市新居)

 土佐市新居の観光交流施設「南風(まぜ)」で移住者らが営んでいたカフェの退去を巡る問題に絡み、市は5日までに、4月以降は施設の運営を指定管理者に委託せず市直営とする方針を固めた。期間は「当面の間」。同日開かれた市議会全員協議会で報告した。

 南風は、波介川導流路事業に伴う地元振興策として2016年、国土交通省からの交付金約1億2千万円を含む約3億円を投じて仁淀川河口大橋付近に整備。運営を担う指定管理者には、導流路建設時に行政との交渉窓口だった住民組織が母体のNPO法人「新居を元気にする会」が公募を経ない「直指定」で選ばれてきた。

 昨年5月、施設2階のカフェ店長が退去を強要されたとして「田舎はどこもこうなんですか?」などと交流サイト(SNS)に投稿し、NPOや市に批判が殺到し〝炎上〟。市は円満解決に向け、カフェも交えた3者協議の場を設けたが、NPOは議題への不満などから離脱し、市の復帰要請も拒否している。

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