県内４４社、学生に魅力ＰＲ　高知市で就活対策フェア

2024.02.04 08:31

県内４４社、学生に魅力ＰＲ　高知市で就活対策フェア

高知新聞社

企業が魅力を学生にアピールした高知就活対策フェア（高知市九反田の「かるぽーと」）

　２０２５年春卒業予定の学生らを対象とする「高知就活対策フェア」（高知新聞社主催）が３日、高知市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」で開かれた。〝就活解禁〟の３月を前に早めに企業研究を進めてもらおうと、県内の企業や団体４４社が自社の魅力や事業内容をＰＲ。大学生や専門学校生ら５６人（男子２９人、女子２７人）が参加した。

　２５年卒向けの採用情報解禁は、昨年と同じ３月１日。２５年卒からインターンシップに参加した学生の評価を選考の一部に利用できるようになり、採用活動が近年よりさらに早期化するとみられている。

　会場には、金融、製造業、小売業などがブースを構え、採用担当者が訪れた学生に仕事の魅力や職場の雰囲気を説明。ＳＫＫの森山万里子・執行役員管理部長は「情報の多すぎる時代に、こちらの情報提供に対してしっかりした反応を返してくれる学生さんは貴重。好奇心が強くて思い切りやってみようとする人材を採りたい」とした。

　龍馬情報ビジネス＆フード専門学校２年の大野夢叶（ゆうと）さん（２０）はＩＴ系の企業を志望。「一生勉強が必要な分野なので、社員同士でお互いに技能を高め合っていける職場が理想。病気の時に休めるかなど福利厚生面もよく見たい」と話していた。（竹内悠理菜）

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