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2024.01.25 08:37

定期航路で全国初、県営渡船を電動化 脱炭素化の推進狙い高知県が来年更新

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浦戸湾を渡る県営渡船。来年の船の更新を機に電動化される(高知市長浜)

浦戸湾を渡る県営渡船。来年の船の更新を機に電動化される(高知市長浜)

 浦戸湾で隔てられた高知市長浜と種崎を結ぶ県営渡船「龍馬」が老朽化したことに伴い、高知県は2025年、 重油を燃料とするディーゼル船から電気推進船に更新する。脱炭素化を進めるのが狙い。県によると、定期航路船の電動化は全国初めて。「海の県道」の長い歴史に新たな一ページが刻まれる。

朝夕は地元の通勤通学客が利用する(高知市種崎)

朝夕は地元の通勤通学客が利用する(高知市種崎)

 1月の平日午後5時ごろ、種崎の渡船待合所に三里中1年の松山詩汰(うた)さん(13)が自転車でやってきた。放課後、サッカークラブの練習のため春野総合運動公園に行く途中だといい、「浦戸大橋と違って危険が少ない。いつもチームの友達と一緒に乗っています」。

 約600メートルを渡るのにかかる時間は5分ほど。5時15分種崎発の便は、同市仁井田の造船所などに勤める人もよく利用する。

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