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2024.01.09 08:40

父を追い掛け運転士に 須崎市出身・西村さん―高知の鉄道100年 地域と歩む

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かつて運転した石灰列車の映像を見ながら、思い出を語る西村幾夫さん(高知市みづき3丁目)

かつて運転した石灰列車の映像を見ながら、思い出を語る西村幾夫さん(高知市みづき3丁目)

 3月で運行1世紀となる県内鉄道の歩みは、沿線住民の営みの歴史でもある。

 県内鉄道史の起点となった須崎駅は、貨物船と結ぶべく須崎港近くに設けられた。

 「駅が遊び場やった」と懐かしむのは、須崎市出身の元運転士、西村幾夫さん(73)=高知市みづき3丁目。父親の寿春さん(故人)も国鉄の運転士で、須崎駅での停車に合わせて小学生だった幾夫さんが弁当を届けに行った。

 「運転席を見せてもろうたこともあった。なじみ深かったし、自分も運転士になったのは自然やった」

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