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2024.01.07 05:00

大雪警戒、不明者の捜索阻む恐れ 能登地震7日目、物資搬送も難航

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 6日、大雨が降る中、大規模火災があった「輪島朝市」付近でがれきを撤去する警察官ら=石川県輪島市

 石川県で最大震度7を観測した能登半島地震は7日、発生から7日目となった。確認された死者は7日午前9時現在126人で、連絡の取れない安否不明者も222人に上る。被災地は前日に続いて風雨に見舞われ、所によって朝からみぞれや雪が降っている。夜から8日にかけて大雪となる見込みの地域もあり、捜索活動や支援物資搬送への懸念が高まっている。


 金沢地方気象台によると、7日は同県の加賀と能登の両地方は次第に冬型の気圧配置となり、夕方からさらに天候が悪化する。


 同県輪島市と珠洲市では7日未明に大雨警報が発表され、珠洲市では朝になって陥没した道路のあちこちで水たまりができていた。志賀町でも雨や雪、曇りと天候が目まぐるしく変化している。


 確認された死者は、自治体別に輪島市69人、珠洲市38人、穴水町9人、七尾市5人、志賀町2人、能登町2人、羽咋市1人。安否不明者は輪島市106人、珠洲市89人、能登町14人など。6日時点で、開設された避難所約360カ所に3万人超が身を寄せている。

(c)KYODONEWS

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