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2024.01.01 08:39

〝理想の府〟機能しているか 混迷の政治、増える投票放棄 板垣退助ら民撰議院設立建白書から150年

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国会議事堂。150年前、手前の庭園付近にあった屋敷に板垣退助らが集まった(千代田区永田町1丁目)

国会議事堂。150年前、手前の庭園付近にあった屋敷に板垣退助らが集まった(千代田区永田町1丁目)

 日本の中枢、千代田区永田町にそびえる国会議事堂。そのすぐ前に木々の茂る庭園がある。150年前の1月、当時ここにあった屋敷に板垣退助らが集まり、数日後、明治政府に一通の建白書を出す。国会をつくって人々を政治に参加させよ―と求めた「民撰議院設立建白書」だった。

 2024年。政治は混迷している。有権者の政治意識も問われている。国会は、当時の人々が求めた〝理想の府〟として機能しているだろうか。時を大きく戻して考え直してみたい。

 江戸の幕藩体制が崩れ、…

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