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2023.12.30 07:37

NY円、141円近辺 24年は日銀政策の行方注目

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 米ドル紙幣(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】29日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比39銭円高ドル安の1ドル=140円96銭~141円06銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・1033~43ドル、155円59~69銭。


 米連邦準備制度理事会(FRB)が来年前半にも利下げを始めるとの観測が根強い中で、将来的な日米金利差の縮小が意識されて円を買ってドルを売る動きが強まった。2024年は日銀の大規模な金融緩和政策の行方に市場関係者の注目が集まっている。


 23年はインフレ抑制のためFRBが利上げを進める一方、日銀は大規模な金融緩和政策を継続。日米の金融政策の違いによる金利差の広がりで運用に有利なドルを買って円を売る動きが強まり、今年11月には一時1ドル=151円92銭と、1990年以来の円安ドル高水準に迫った。


 もっともインフレ鈍化を示す最近の米経済指標を受け、FRBは現状、来年中の複数回の利下げを示唆しており、日銀が政策を修正し、マイナス金利の解除に踏み切るかどうかへの関心が市場で高まっている。

(c)KYODONEWS

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