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2023.12.19 00:51

南海、自動運転試験を公開 和歌山港線、人手不足対応

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 自動運転の走行試験で、緊急停止用ボタンに触れながら運転席に座る係員=18日、和歌山市

 南海電気鉄道は18日、和歌山港線で列車の自動運転の走行試験を報道陣に公開した。南海電鉄では運転士の免許を持つ社員の約7割が45歳以上で、少子高齢化による将来の人手不足に備えるため、京三製作所と共同で技術開発を進めている。


 試験は8月から和歌山市―和歌山港間の約2・8キロで実施している。踏切がある線路を走り、速度管理や駅での停止は自動で行うが、緊急停止や避難誘導などは乗り込んでいる係員1人が担当する。


 公開された試験では、運転席に座った係員がボタンを押すと列車が走行を開始。自動で加速や減速を繰り返し、仮想の駅で停車した。異常時を想定して係員が緊急停止ボタンを押す場面もあった。

(c)KYODONEWS

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