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2023.12.10 08:28

避けられぬ「入り口」―明日の足 高知の公共交通を考える 【第2便=終】岐路に立つ予土線(8)

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四万十川を渡る予土線。住民を巻き込んだ議論の熱はまだ高まっていない(四万十町昭和)

四万十川を渡る予土線。住民を巻き込んだ議論の熱はまだ高まっていない(四万十町昭和)

 「予土線を廃止すれば、四国全体のネットワークの価値が著しく下がる」

 10月27日、愛媛県松野町で開かれた予土線利用促進対策協議会の設立総会。高知、愛媛両県の組織が一本化され、会長に就いた同町の坂本浩町長は、語気を強めて路線維持を訴えた。

 直後、JR四国の西牧世博社長は会見で「利用促進の取り組みはありがたい」と歓迎し、こう加えた。「今後は『それ以上の協議会』を開いてもらい、入り口の議論をしていきたい」

 「入り口」―。JRは最近この表現をよく使う。沿線自治体が協議のテーブルに着きたがらないからだ。

 国は10月、…

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