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2023.12.07 08:33

身がやわらかくておいしい!落ちアユ調理し味わう 四万十市の中村南小児童

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郷土料理の調理実習で、落ちアユに塩をすり込む児童(四万十市の中村南小学校)

郷土料理の調理実習で、落ちアユに塩をすり込む児童(四万十市の中村南小学校)

 郷土料理を知ってもらおうと6日、高知県四万十市不破上町の中村南小学校で、四万十川の落ちアユを使った調理実習が行われ、4年生約40人が塩焼きなどにして「身がやわらかくておいしい」と舌鼓を打った。

 1日に四万十川などで漁が解禁された落ちアユは、中村地域では塩煮などの郷土料理として親しまれている。同校の4年生は総合的な学習で四万十川の環境を学んでおり、1日には川で投げ網漁を見学した。

 実習には、四万十川中央漁協が落ちアユと冷凍していた夏のアユ、ツガニや川エビなどを提供。大木正行組合長(75)らが「落ちアユは夏のに比べて皮がやわらかいので、塩煮やホイルに包んで蒸し焼きにする」などと違いを説明した。

 児童らは「ぬるぬるしてる」と興味津々でアユに塩をすり込み、ほぐした身を混ぜ込んだご飯やつがに汁などを調理。夏と冬のアユを食べ比べ「夏の方が香りがある」「でも落ちアユは身がふっくらしちゅう」と川の幸を堪能した。

 卵を持った落ちアユを食べた上岡祐大君(10)は「卵が甘くておいしい。落ちアユの方が好き」と話していた。(川田樹希)

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