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2023.11.27 05:09

米、戦闘休止の延長へ努力 人質追加解放と引き換え

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 滞在先の米東部マサチューセッツ州で取材に応えるバイデン大統領=26日、ナンタケット(AP=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は26日、パレスチナ自治区ガザでのイスラエル軍とイスラム組織ハマスの4日間の戦闘休止に関し、追加の人質解放と引き換えに延長できるよう関係国首脳と共に「努力している」と述べた。滞在先の米東部マサチューセッツ州で記者団に語った。


 ハマスは4日間の戦闘休止中に人質50人を段階的に解放することで合意している。バイデン氏は、戦闘休止が「新たに自由になる人質がいる限り、持続するよう望む」と語り、できるだけ多くの人質の解放を目指す考えを示した。


 バイデン氏は解放された人質の中に、目の前でハマスに両親を殺害され、拘束下で4歳の誕生日を迎えた米国とイスラエルの二重国籍を持つ女児アビゲイルちゃんがいると発表。解放を喜びながらも「彼女が耐えた試練は想像もできない」とし、残る米国籍の人質救出へ決意を示した。


 戦闘休止を巡るイスラエルとハマスの合意により「ガザに食料や医薬品、燃料が搬入され、人命を救っている」と説明。人道物資をさらに届けるためにも、戦闘休止の延長が重要だと述べた。

(c)KYODONEWS

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